真夏の庭に鮮やかなピンクや赤、白の花を咲かせるサルスベリ(百日紅)。その名の通り「100日」も花を楽しめる、夏の庭の主役です。
でも、花が終わったまま放っておくと花付きが悪くなり、あっという間にシーズンが終わってしまいます。実は、花が終わった枝をタイミングよく切るだけで、秋まで何度も花を咲かせ続けることができるのです。
今回は、サルスベリの「夏剪定(花がら摘み)」で二番花・三番花を咲かせる方法を解説します。夏に花を咲かせる庭木といえばアジサイの剪定方法も人気です。あわせてご覧ください。
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🐱 松葉「サルスベリの花、終わっちゃったんですけど、もう終わりですか?」
👴 松之助「待て待て。花が終わった枝を切ると、そこから新しい枝が出てまた咲くんじゃ。百日紅の名は伊達じゃないぞ」
サルスベリは「2度切り」で長く咲く
サルスベリは春〜初夏に伸ばした枝先に、7〜9月に花を付けます。早めに咲いた花を切り戻すと、そこから新枝が伸びて約1ヶ月後に再び花が咲く(二番花)。これを繰り返すと、文字通り長期間花を楽しめます。
- 1番花:7〜8月。枝先に咲く
- 花がら摘み+切り戻し:花が終わったら2〜3節目で切る
- 2番花:切り戻しの約30〜40日後に咲く(9月頃)
夏剪定のやり方(8月初〜中旬が適期)

Step1:花がらを切る
花が終わって色褪せた房は、タネをつけて養分を消耗する前に切り取ります。花房の付け根から2〜3節下で切るのがポイント。そこから新しい枝が出ます。
Step2:ヤゴ(ひこばえ)を除去
根元から勢いよく伸びる枝(ヤゴ)は、主幹の成長を阻害するので付け根から根こそぎ除去。同時に、樹形を乱す不要枝も間引きます。
Step3:軽めの剪定を心がける
夏剪定は「弱剪定(軽め)」。バッサリ切るのではなく、花がら摘みと不要枝の整理にとどめます。バッサリ強剪定するのは冬の仕事です。

🐱 松葉「花が終わったら2〜3節下で切るんですね!」
👴 松之助「そうじゃ。切ったところから元気な枝が出て、良い花が咲く。サルスベリは切るほど元気になる不思議な木なんじゃ」
冬剪定(11〜2月)との違い
サルスベリは年2回、夏と冬で剪定の役割が違います。
- 夏剪定(8月):弱剪定。花がら摘み+不要枝除去で二番花を咲かせるのが目的
- 冬剪定(11〜2月・落葉期):強剪定。本年枝を短く切り戻して樹形を整え、翌春の勢いある枝と大きな花房を狙う
冬は落葉して休眠期に入るため、強く切っても株へのダメージが少ないです。強剪定ほど翌春の勢い枝が出て大きな房に、弱剪定だと細かい枝が多く小さな房がたくさん咲きます。

🐱 松葉「私も髪切り終わったらまた切る…切るほど伸びるんです!」
👴 松之助「お前のは切れば切るほどサボるようになるじゃろ!木の話じゃ!!」
注意:サルスベリフクロカイガラムシ
サルスベリにはサルスベリフクロカイガラムシという白い楕円形の害虫が年に2〜3回(6月・8月頃)発生しやすく、すす病を誘発します。夏剪定のついでに幹や枝をチェックを。詳しくは「カイガラムシの駆除方法」へ。
プロに任せるメリット
- 二番花を確実に咲かせる:切り戻し位置を樹勢に合わせて最適化
- 樹形の美化:冬の強剪定で美しい傘状の樹形に
- 害虫チェック同時:カイガラムシ・うどんこ病の早期発見
御庭番.comでは、川崎市・横浜市を中心にサルスベリを含む庭木の剪定を承っております。
まとめ
- ✓ サルスベリは花がら摘み+切り戻しで二番花が咲く(百日紅の名の通り)
- ✓ 夏剪定(8月初〜中旬)は弱剪定。花房の2〜3節下を切る
- ✓ ヤゴ(根元の徒長枝)は付け根から除去
- ✓ 冬剪定(11〜2月)は強剪定で樹形づくり
- ✓ カイガラムシ(6・8月)に注意
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