剪定バサミのおすすめとは?剪定バサミの種類、選び方まで徹底解説!

庭木の剪定に剪定バサミは必須のアイテムです。

「自分で剪定をしてみよう!」

と、剪定バサミを買おうと決めたのはいいものの、

「何を買ったらいいのか?」

「どんな種類があるの?」

「おすすめの商品が知りたい」

と、疑問が絶えないのではないでしょうか?

本記事では、おすすめの剪定バサミの種類から選び方までを徹底解説していきます。

自分に合わない剪定バサミを購入すると、力がうまく刃に伝わらず、かえって作業効率を下がってしまいます。

最後まで読んで、自分に合った剪定バサミを見つけるヒントにしてくださいね!

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目次

剪定バサミとは

剪定バサミとは、庭木や果樹の剪定に用いるハサミを指します。

木ハサミで太い枝を切り落とすのは容易ではなく、力も必要です。

そして、木の断面をつぶしてしまう可能性もあります。

よって、木の断面がつぶれると木自体が痛んで、切断後の発育に影響がでることも考えられます。

剪定バサミは、剪定するために開発されたハサミなので、刃がほかのハサミよりも薄く鋭く、木の断面を傷つけずきれいに切断できます。

また、半月状の切り刃と受け刃をもっているのが特徴的で、樹木の枝を押し切るようにして樹木を切り落とします。

ノコギリより安全で少ない力で枝を切り落とせるので、剪定バサミを使うと力の弱い女性でも楽に剪定作業を進められます。

グリップ内部にバネを採用していて、力をゆるめると自然に刃が開くようになっていて、長時間の剪定作業でも疲れにくい工夫が施されています。

剪定バサミの種類

剪定バサミにはさまざまな種類があります。

本記事では剪定バサミ4種類を紹介します。

  • ラチェットタイプ
  • バイパスタイプ
  • アンビルタイプ
  • 電動タイプ

それぞれの特徴を見て、自分に合うものを探してみましょう。

ラチェットタイプ

ラチェットタイプは、テコの原理を応用したラチェット機構を備えた剪定バサミで、少ない力で硬い枝木を切れるため、女性や力作業が苦手な方におすすめです。

太い枝は、力いっぱい握っても切り落とせず、力ばかりかかる作業だと疲れて長時間の作業ができません。

しかしラチェットタイプの剪定バサミは、ハサミが切断方向にのみ働くので、支点を変えて力を入れなおせば、通常の3分の1程度の力で太い枝を裁断できます。

ノコギリに持ち替える必要もなく、剪定を効率よく進められます。

バイパスタイプ

バイパスタイプは、半月状の切り刃と三日月状の受け刃をすり合わせるようにして切断する剪定バサミです。

木をつぶすように切断されると、のちの木の発育に影響が出る場合があります。

バイパスタイプを使用すると、切断後の木の断面がきれいになるので、木へのダメージを軽減できます。

刃先でも十分に枝を切断でき、頻繁に道具を持ち替えなくても剪定作業を進められるので、まずバイパスタイプのものを購入されてもいいでしょう。

アンビルタイプ

アンビルタイプの剪定バサミには下刃がありません。

アンビルタイプは下刃の代わりにまな板のような受けがあるのが特徴で、薄い上刃と挟みこむことで枝をきれいに切断できます。

バイパスタイプより刃が薄く、弱い力で簡単に枝を切り落とせるので、力の弱い方や剪定作業の負担を軽くしたい人におすすめです。

また替え刃タイプもあるので、お手入れも簡単です。

電動タイプ

電動タイプは力が全くいらず、剪定作業が楽になります。

電動タイプは内蔵されたモーターで刃を動かして枝を切断します。

充電する手間はありますが、手動と比べてモーターの強力なパワーで、剪定作業の効率が急上昇することは明らかでしょう。

手動タイプでは枝の直径が20mm程度が限界ですが、電動であれば20mm以上の枝も十分に切断可能です。

木の裁断だけでなく、ホースや物干し竿など日用品も裁断できることから、剪定以外の出番も見込めます。

手動の剪定バサミより高価で取り扱っているメーカーも少ないですが、使用用途が多く活躍の場面は多いと見受けられます。

一家に1台準備あれば重宝しそうです。

おすすめの日本製剪定バサミ

剪定バサミを買うなら、海外製のものより日本製のものが気になるかもしれません。

本章では、おすすめの日本製剪定バサミを4つ紹介します。

有名な日本のメーカーを紹介するので、迷ったときの参考にしてください。

岡恒 剪定鋏200mm NO.103

岡恒は大正14年創業の日本の老舗メーカーで、プロも使用していることから、信頼がおけるメーカーです。

果樹の剪定に最適な剪定バサミですが、万能に使える剪定バサミです。

刃部は高級刃物鋼を使用し、グリップはビニールコーティングが施されていて滑りづらい設計が施されています。

赤と白のデザインも岡恒製品の特徴です。

千吉 ラチェット式剪定鋏 SGP-22R

千吉は、大工道具などを取り扱う藤原産業株式会社のオリジナルブランドです。

ラチェットタイプの剪定バサミで、従来の3分の1程度の力で使用できます。

太さ20mmまでの枝を裁断でき、多少太い枝木も簡単に切り落とせるので、作業を効率よく進められます。

また、軽くて丈夫なアルミを使用しています。

重量が240gと軽量なので長時間の作業も苦にならないでしょう。

刃にはフッ素コーティングがされているので、汚れが付きにくいです。

グリップの内部に刃先のクリーニングパッドがついていて、お手入れも簡単にできるような工夫が施されています。

アルスコーポレーション アンビル剪定鋏ブイエーエイト

刃物の専門業者で、明治9年創業の老舗メーカーです。

アンビルタイプの剪定バサミで、直径25mmまでの枝木の切断が可能です。

バイパスタイプのものに比べて上刃が薄く、木の抵抗が少なくなるため、少ない力でも簡単に太い枝木を切断できます。

また2段階式安全ストッパー機能付きなので、刃が外れる心配がなく安心して使用できます。

替え刃も簡単に付け替えられて、お手入れも楽で長く愛用できます。

 ニシガキ工業 充電式剪定鋏 太丸ハンディ 25

女性でも扱いやすいスリムな形状が特徴です。

重さは670gと充電式剪定バサミでも軽量なので、長時間作業も得意です。

充電式剪定バサミならではのパワフルさが特徴で、トリガーを引くだけで最大25mmまでの枝をわずか0.2秒で裁断可能!

裁断する枝が多い場合は、積極的に電動式剪定バサミを使っていきたいですね。

使用する場合は安全に気を付けましょう。

女性におすすめの剪定バサミ

一般的な剪定バサミは全長200mmで、女性が扱うにはやや大きいものが多く、女性が剪定バサミを選ぶのはやや難しく感じてしまうでしょう。

そこで本章では、女性におすすめの剪定バサミを3つご紹介します。

一般向けにはない可愛いデザインのものも多く、サイズもやや小さめのものを選びました。

お気に入りを探してみてください!

サボテン レディース剪定鋏 No.1201-P

ピンクのボディーが可愛らしいデザインの剪定バサミです。

全長170mm、重さ128gと小さく軽量のため、女性にはぴったりの商品です。

軽くて女性向きとはいえ、刃の切れ味は抜群です。

サボテン 楽切剪定鋏 女性用 15mm No.1371

女性向けに刃の開きを抑え、小さな手でも握りやすく設計された剪定バサミです。

直径15mmまでの枝の剪定に最適です。

刃にフッ素加工が施されていて樹木のヤニや錆に強く、切れ味が保たれます。

高儀 ステンレスレディース剪定鋏 TAKAGI WODDY TASTE

木目調のデザインが可愛らしく目を見張ります。

刃は錆びにくいステンレス製で、長く使用できます。

女性向けに刃の開きが小さいため扱いやすく、重さが160gと軽量のため、こまめな剪定作業にも大活躍しそうです。

Gonicc 剪定鋏 GPPS-1003

バイパスタイプの剪定バサミです。

人間工学に基づいて設計されているので、省力で切断を可能にしています。

181gと軽量なので、女性や子供でも扱える製品です。

また、使わない時は簡単にロックできるストッパーが付いているので安心して使用できます。

そして、盆栽の手入れから庭木の剪定まで幅広く重宝します。

剪定バサミを選ぶポイント4選

剪定バサミの種類はさまざまあるので、その中から自分にぴったりの商品を見つけるのは難しく感じてしまうでしょう。

そこで、本章では剪定バサミを選ぶポイントを4つ紹介します。

ぴったりの剪定バサミを選ぶ参考にしてみてください。

手のひらの大きさにあわせる

販売されている剪定バサミの大きさは、180㎜、200mm、225mmが一般的です。

女性は180mm以下のもの、手のひらの大きい男性は225mm以上のものがおすすめです。

剪定バサミは大きすぎても小さすぎても扱いづらく、作業効率を下げてしまいます。

剪定バサミは手のひらの大きさにあわせて選びましょう。

大きさの目安は剪定バサミを手のひらに乗せ、指先から手首くらいの大きさのものが自分に合ったサイズです。

利き手に合うものにする

表記がなければ右利き用なので、左利きの方は注意して購入してください。

普通のハサミ同様、剪定バサミも切りやすい方向があります。

左利きの人が右利き用のはさみを使うと、力が左右逆となって伝わってしまい、刃に力が入らずうまく切断できません。

剪定バサミにも右利き用、左利き用、両利き用があるので、利き手に合うものを選んでください。

メンテナンスのしやすさ

庭木には、水分やヤニを含んでいます。

剪定バサミの手入れをさぼってしまうと、錆びついて使い物にならなくなります。

丸洗いできるもの、錆びに強い素材が使用されたものなど、お手入れが楽になる工夫が施された商品はさまざまあるので、必ずチェックしましょう。

また、使用後は乾いた布で泥やほこりを軽く落とすなど、最低限のメンテナンスは怠らないようにしましょう。

刃先や刃の固定方法を確認する

剪定バサミが切れる木の太さは、刃先の開き具合によって決まります。

よって、刃が開けば開くほど切れる木は太くなるので、刃先がより開く剪定バサミがおすすめです。

また剪定作業は長時間おこなうことが多く、手への負担が大きいです。

回転式のグリップは、グリップと指との間の摩擦が軽減されるため、手首の負担が軽減されるような仕組みです。

作業が長時間見込まれる場合は、回転式グリップを採用した剪定バサミを購入しましょう。

値段 

剪定バサミは1,000円から10,000円を超えるものまでと、幅広く販売されています。

ホームセンターで買える1,000円程度のものの場合、最初は切れ味がいいが、だんだん切れなくなって使えなくなることが多いので、購入する場合は使い捨てのつもりで購入された方がいいでしょう。

また2,000円から3,000円程度で、基本性能が備わっていてこだわりがあるような商品もあるので、入門の1本として購入することをおすすめします。

加えて、頻繁に使用する場合は、10,000円以上の高級剪定バサミを検討されるといいでしょう。

高級ハサミは高頻度・長期間の使用を前提であることから、切れ味が落ちにくい工夫がされていたり、錆びにくい特殊な素材が使われています。

よって日々のメンテナンスが楽になります。

剪定バサミは、メンテナンスを怠るとすぐに錆びて使えなくなってしまうので、高級剪定バサミを購入するメリットとして、日々のメンテナンスが楽になるという点は大きいでしょう。

剪定のコツは以下の記事にまとめています。ぜひ参考にしてくださいね。

おすすめ剪定バサミと選ぶときのポイント

本記事では、おすすめの剪定バサミの種類から選び方までを徹底解説しました。

剪定バサミを購入する際は、下記の点に注意して購入しましょう。

  • 手のひらサイズにあったもの
  • 軽すぎず重すぎず、作業に支障が出ないもの
  • 利き手に合ったもの

剪定バサミは大きすぎても小さすぎても、力がうまく刃に伝わらず、作業効率が下がってしまいます。

可能であれば実際にホームセンター等に出向いて、自分の目で確認して購入することをおすすめします。

剪定バサミは長時間使用するものなので、購入する前にグリップの握りやすさや疲れにくさを確認しておくと、自分に合わない剪定バサミの購入を防げるでしょう。

剪定バサミがあれば、庭木の枝が気になるときにすぐに切り落とせるので、1本持っておくと便利です。

ぜひ自分に合った剪定バサミを探してみてください!

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