自宅の庭やお住いのマンションやアパートで、雑草が生えて気になる場所はありませんか。
草刈りをしても、時間が経てば雑草はまた生えてきます。
せっかく草刈りをしても、何度も生えてくる雑草を見ると嫌になりますよね。
実は、草刈りには適切な時期が決まっています。
適切な時期を把握することで、効率よく草刈りをおこなうことができるのです。
本記事では「効果的な草刈りの時期」を注意点とあわせてご紹介をしていきます。
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草刈りのタイミングとは
庭に雑草が生えてくると「また生えてる」と嫌になりますよね。
しかし、草刈りは年に何度もおこなう必要はありません。
適切な時期などを理解していれば、無駄に草刈りを行わなくて大丈夫です。
結論からいいますと、年におこなう草刈りの回数は3回。
草の成長サイクルにあわせて行います。
雑草が伸びすぎて手に負えなくなる前に、楽に効率的なタイミングで雑草処理をしておくと、手間や労力を使わずに済みます。
最適な時期をそれぞれ解説していきます。
6~7月
6月から7月は、梅雨の時期や気温が高めという、雑草の成長に最適な条件が揃っています。
そのため、この時期に草刈りを行わないと、夏場に向けて成長スピードが早まるため、手が付けられなくなる程伸びきってしまうため、注意しましょう。
雨上がりだと、手も汚れやすいと敬遠しやすいですが、雨の影響で土が柔らかくなっているので、根っこから抜くことも可能です。
「根っこから抜いてしまいたい」と思っているなら、この時期がおすすめです。
9~10月
暑い夏も終わり、段々と気温が下がり始めるこの時期は、雑草の成長も鈍くなります。
雑草の元気が無くなったこの時期に草刈りをおこなうと、雑草に大きなダメージを与えることができ、大きく伸びてしまうのを防ぐことができます。
また、気温も下がってきているので、涼しい環境で除草作業ができます。
11~12月
空気も冷たくなり、雑草にとっては成長が止まる時期でもあります。
草も根だけを残して枯れてしまうため、この時期に根ごと抜いてしまうのもおすすめです。
根を残したままにしていると、根が養分を蓄え、春になるとまた青々とした葉が生えてきます。
しかし、根ごと抜いてしまえば、春になっても生えてはこないため、除草作業が楽になります。
根ごと抜けなくても、この時期の草刈りは景観を維持するためにも重要です。
熱中症の心配もないため、草刈りの時期としてはやりやすい時期といえますが、空気が冷たい時期のため、手や足を寒さで痛めないよう注意しましょう。
草刈りを年に1〜2回おこなう理由
庭の草刈りは、庭の景観を保つためには欠かせません。
面倒だからと放置してしまうと、草は増えて伸び放題。
最終的には自分では手が付けられず、業者に頼まなくてはならなくなります。
そうならないためにも、定期的な草刈りは必要です。
また、草刈りは景観を保つだけではなく
- 害虫を寄せ付けないようにする
- 他の草花の成長を良くする
などのメリットもあります。
雑草は成長が早いので、放置しておくと他の植物の栄養を吸収してしまったり、日差しを遮断してしまったり。
せっかく育てた花や野菜の生育に影響が出てしまいます。
庭で何かを育てたいと考えているのであれば、草刈りは必須ともいえるでしょう。
また、荒れきった庭には下記のような害虫も住みつきやすくなります。
食害性害虫 | アオムシ毛虫ナメクジコガネムシダンゴムシ |
吸汁害虫 | アブラムシカメムシ |
その他 | ムカデハチ蚊アリクモ蛇 |
参考:隣の空き地に草や木が生い茂って困っている/伊万里市 (city.imari.saga.jp)
伸びきった雑草は、害虫たちの良い住処になってしまいます。
そして、害虫が発生したことが原因で、ご近所トラブルになる可能性も高くなります。
害虫でトラブルを起こしてしまうと、ご近所の仲が悪くなるだけではなく、近隣住民からの信頼も無くしてしまう可能性があります。
草刈りは、自分の家の美観だけのためにおこなうものではないことを念頭に入れておきましょう。
草刈りをおこなう際は天候にも配慮しよう
草刈りをおこなう際、大事なのは天気予報を確認することです。
理由は2つ。
- 草刈りをする予定の前後日で雨が降る予報があれば極力避ける
- 熱中症に気を付けなければならない
それぞれ解説していきます。
草刈りをする前後日で雨が降る予報があれば極力避ける
草刈りをする前日や草刈りをした翌日に雨が降る場合は、草刈りを別の日に変更しましょう。
雨が降ったあとは、雑草が水分をたっぷりと蓄えてしまい、雨の後晴れの日が続くと、水分と日光で雑草は急速に伸びてしまいます。
せっかく刈った草も、あっという間に元通り。
そうならないためにも、草刈りをおこなうのは雨が降ってから2、3日経過してからがいいでしょう。
草が伸びきってからなので、おすすめです。
熱中症に気を付けなければならない
草刈りは、自分でしている人が多いですが、夏時期こそ気を付けたいのが熱中症です。
「短時間の草刈りだから対策しなくても大丈夫だろう」
「今まで熱中症になったことないから大丈夫だろう」
などと安易に考えてはいけません。
6月や9月は、暦(こよみ)の上では初夏または秋です。
よって、そんなに暑くならないだろうと、油断しやすい時期でもあります。
しかし、最近の夏は高温になる日も多く、秋や初夏でも30度以上の高温の日になる日もあります。
そんな時期に無理をして草刈りをおこなうと、熱中症で倒れてしまう可能性もあるため、危険です。
最悪の場合、熱中症で命を落とす場合もあります。
そうならないためにも、草刈りをおこなう際は以下の3つに注意しましょう。
- 日中より気温が低い夕方におこなう
- 水分や塩分補給をこまめに行い、直射日光を避けるために、必ず帽子を着用する
- 冷却グッズを着用して作業する
熱中症対策として、おすすめのグッズもあります。
insmoda 空調作業服
最近では、作業服内に高性能のファンが取り付けられており、こもった熱を発散させて、熱中症対策ができる作業着も人気があります。
空調作業着の他にも
crosnight 2023年夏モデル 首掛け扇風機 ネッククーラー
首にかけるタイプの扇風機です。
上向きのファンで、首や顔、首の裏を効率的に冷やし、熱中症になるのを防いでくれます。
今では、さまざまな熱中症対策グッズが販売されています。
自分に合った熱中症対策グッズをうまく取り入れ、快適な環境で草刈りを行いましょう。
草刈りに適さない時期とは
草刈りは、いつ行ってもいいように思えますが、実は適さない時期というものも存在します。
それは真夏。
先程も、熱中症について記載をしましたが、暑い時期の草刈りは、体に大きな負担を与えます。
また、暑さに加え、雑草からの照り返しもあり、体感温度はさらに高くなります。
たくさんの太陽を浴びているため、雑草の伸びも早く、せっかく草刈りをしても、またすぐ伸びてしまうため、おすすめしません。
しかし、どうしてもこの時期にしか草刈りができない人もいますので、この時期に草刈りをする場合は、暑くなる前の午前中、または日が傾いた夕方におこなうといいでしょう。
雑草の生長時期を把握しておこう
草刈りをしても、どんどん増える雑草。
寒い冬を超え暖かくなると、桜やチューリップなどさまざまな花が咲き乱れます。
暖かくなると、花の成長は著しく、いろいろな色で目を楽しませてくれます。
そして、雑草の成長も例外なく著しく伸びていきます。
雑草にも、花と同じく多年草と一年草があるのはご存じでしょうか。
知識があれば、効果的に雑草を駆除できるので、参考にしてください。
多年草
「多年草」は、季節が変わっても枯れることなく、毎年花を咲かせる植物のことです。
花や実を付ける時期は、それぞれ違いはありますが、毎年花や実を付け、そのサイクルを数年間繰り返します。
簡単にいうと、枯れてもまた同じ場所から生えてきます。
理由は、根っこが残っているため、寒い冬に根っこが栄養を蓄えているからです。
多年草は、根が少しでも残っていると、根っこから除草しても生えてくる場合が多いため、頭を悩ませる種類でもあります。
よく見る多年草の雑草を挙げましたので、今後の除草作業の参考にしてください。
- カタバミ
- スギナ
- タンポポ
- ドクダミ
- オオバコ
- セイタカアワダチソウ
特に、ドクダミは「地下茎」で根っこ同士が繋がっているため、横に根を伸ばしどんどんと繁殖していくため、厄介な雑草として有名です。
一度見つけたら、地下茎ごと駆除しましょう。
一年草
「一年草」は、種子などから芽を出し、成長して花が咲き、種子ができると枯れてしまいます。
種子が飛ぶことで、子孫を残そうとするため、放っておくと翌年の春は前年よりも広範囲で増える可能性があります。
一年草は年内には枯れてしまうものなので、そのまま放置しがちですが、種子を飛ばすため、種ができる前に根ごと枯らすことが大切です。
草を刈るだけでも構いませんが、除草剤を撒いて枯らせば、草刈りの手間を省くことも可能なので、おすすめです。
よく見かける一年草の雑草を挙げましたので、参考にしてください。
- ナズナ
- ツユクサ
- ヒメジョオン
- カラスノエンドウ
- メヒシ
特にメヒシバは繁殖力が強いイネ科の雑草です。
メヒシバは、花の代わりに小さい穂ができ、大量の種を撒き散らすため、何度除草しても同じ場所から生えてきます。
メヒシバが繁殖してしまうと、他の植物の成長を阻害してしまうため、継続的な防除が必要になります。
見つけたら、放置せず早めに対処するといいでしょう。
草刈りをする上での注意点
草刈りをおこなう上で、先程紹介した熱中症対策はもちろんですが、熱中症対策の他に気を付けなくてはならない点があります。
ここでは、草刈りをおこなう上で注意しなくてはならない3つのポイントをご紹介します。
草刈り機での事故に注意
草刈りは、必ずしも手だけでおこなうものではありません。
範囲が広ければ、草刈り機を使用することもあるでしょう。
草刈り機で作業する際は
- 長袖・長ズボン
- 保護眼鏡
は必須アイテムになります。
これらに加え、肩かけバンドの着用も忘れないようにしましょう。
作業時間が短くても、少しの油断で「キックバック」や「飛散物」で負傷した事故も多く報告されています。
消費者庁では平成27年4月から令和2年3月までの5年間で計88件の草刈り機での事故が報告されており、手指の切断などの重大な事故も発生しています。
夏場は梅雨の時期に伸びた草を刈ろうと、草刈り機の使用も増えるため、使用の際は以下の点に注意して使用しましょう。
- 刈払機を使用する前には必ず取り扱い説明書を読む
- 作業に適した服装、装備でおこなう
- 作業前に各部の点検をおこなう
※特に刈刃、飛散保護カバー、肩かけバンド、ハンドルは正しく装着すること
- 作業する際は、地面の異物を除去し、15メートル以内に人がいないことを確認してから開始する
- 回転する刈刃が障害物や地面にあたって跳ね返るキックバックに注意する
- 刈刃に巻きついた草や異物を取除く際は、必ずエンジンを止めてからおこなう
- 農協および販売店等が実施する刈払機の使用講習会を受講する
引用:刈払機(草刈機)による事故に注意しましょう!-手指の切断、目の負傷などの事故が発生しています- | 消費者庁 (caa.go.jp)
草刈りで大けがをしないよう、草刈り機を使用する際は、十分注意をして行いましょう。
作業時間に注意
庭や管理している敷地が広ければ、草刈りをする範囲も広くなりますし、作業する時間も延びてしまいます。
そのため、特に暑い時期や寒い時期に草刈りをする場合、体調管理には十分注意しましょう。
夏場の草刈りなら、直射日光を避けるために長袖・長ズボンの着用は必須ですし、帽子やタオルも欠かせません。
暑さを逃がすため、最近では「空調服」もおすすめです。
wolass 冷却ウェア ファン付きベスト
作業着の中に、薄型の高性能ファンが搭載されているため、体にこもった熱を放出してくれます。
上記の作業着はあくまで一例ですが、ファン付き作業着は熱中症のリスクも減らせるため、おすすめです。
また、冬に作業する場合は、防寒対策をきちんとして作業しましょう。
寒いからといって厚着をし過ぎてしまうと、機械に引っかけてしまったり、汗で体が冷えてしまうこともあるため、脱ぎ着しやすい格好がいいでしょう。
虫対策をする
暑いからといって、草刈りを半袖、半ズボンでおこなうことはやめましょう。
理由は、草刈りによって草に潜んでいるムカデや夏に多い蚊など、さまざまな虫に刺される可能性があるからです。
「なんだ、蚊か」と侮ってはいけません。
蚊に刺されることで、あらゆる病気になる可能性もあります。
例えば、日本脳炎やデング熱、マラリアやファラリア、ジカ熱など、蚊が媒体になり発症する可能性があります。
虫除けスプレーや蚊取り線香、最近では腰に下げられる蚊取りなどもあります。
草の茂った場所は、害虫の住処(すみか)になっていることも多いため、虫対策は万全に行ってから草刈りを行いましょう。
草刈りの時期や注意点
効果的に草刈りを行いたいなら、雑草の生長時期を知った上でおこなうと、効率的に草刈りができます。
草刈りをおこなうのに適した時期は以下のとおりです。
- 6月~7月
- 9月~10月
- 11月~12月
草刈りは、景観を良くするだけのためにおこなうと思われがちですが、雑草が伸びきった庭や敷地は害虫の住処になったり、植物の生長を阻害するなど、あまり良いことはありません。
ご近所トラブルを防ぐためにも、年に2、3回は草刈りをおこなうことをおすすめします。
草刈りをする際は、熱中症や害虫、草刈り機の怪我などに十分注意して行いましょう。
御庭番.comでは剪定や伐採、草刈りからお庭のリフォームまでお庭のあらゆるご依頼をいただいております。お気軽にご相談ください。
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