大木伐採は業者依頼が安全・安心!費用相場と業者依頼が安心な3つの理由

大木の伐採をしたいけど以下のような悩みがありませんか?

「業者に依頼すべき?」

「費用相場はどのくらい?」

大木の伐採は作業が大変なだけでなく、大きな危険を伴うため、業者に依頼するのが安全です。

費用はかかりますが、プロだからこそ安全で確実に、そしてスピーディーに作業を進めてくれます。

ただ、費用相場がどの程度なのか、気になりますよね。

実は、伐採の費用はさまざまな条件によって変わるため、明確に定まった相場はありません。

なぜなら、木1本のサイズ単価相場だけでなく、周辺状況に応じた重機代や運搬費なども必要になるからです。

また依頼する業者によって、費用の決め方や、伐採の作業方法が違います。

独自の割引制度を設けている業者もあります。

こちらの記事では、大木伐採でかかる費用を8つの条件別に解説し、業者依頼が安心な理由、費用を抑えるポイントについてもご紹介します。

大木伐採を業者に依頼する際の参考にしてください!

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目次

大木伐採の費用相場は8つの条件で変わる

伐採の費用は、各業者でさまざまな条件のもと見積るため、明確に定まった相場はありません。

自分が伐採したい木の費用相場は、複数の業者で見積ってはじめて見えてきます。

ではどんな条件をもとに費用が決まるのか。

ここに代表的な8つの条件をご紹介します。

木の高さ・幹の太さ

伐採の作業は、木の高さが高いほど作業が難しく、費用も上がります。

たとえば、以下の伐採費用一例をみてみましょう。

  • 低木(高さ0~1.5m未満)6,000円/本
      (高さ1.5~3m未満)9,000円/本
  • 中木(高さ3~5m未満)30,000円/本
  • 高木(高さ5~7m未満)60,000円/本

(引用:御庭番.com 価格表

伐採したい木が高いほど、単価も高くなります。

会社によってばらつきはありますが、高さ別に費用の相場を以下の表にまとめました。

木の高さ費用相場
低木~1.5m未満2,000~4,000円
1.5~3.0m未満3,000~ 9,000円
中木3.0~5.0m未満10,000~30,000円
大木5.0~7.0m未満20,000~60,000円

金額に幅がある理由は、同じ高さの木でも、幹の太さ・木の品種によって難易度が変わり、業者によっても差があるためです。

たとえば、幹は太いほうが作業は難しく、大変になります。

同じ木でも10cmと20cmでは、価格は1.5倍以上の単価になる場合があります。

見積りの際は木の高さに加え、幹の太さ(直径または幹の周径)、木の品種を伝えましょう。

ちなみに、伐採したい木の高さがわからない方も多いでしょう。

実際の高さを正確に測定するのは難しいので、建物などを利用して目安にするとわかりやすいです。

一般的な2階建ての住宅の場合
屋根のてっぺん(棟)までの高さ8m
2階の雨どいまでの高さ6m
2階の窓の高さ5m
1階の雨どいまでの高さ3m

また木を伐採したら、切り株も完全になくす抜根作業までおこなうのが一般的です。

業者によっては、伐採費用に抜根費用やごみ処理を含む場合と、含まない場合があります。

伐採の見積り依頼では、伐根やごみ処理の費用が含まれるかを確認しましょう。

重機の有無

大木の伐採となると、梯子をのぼって作業するのが困難なケースも多く、クレーン車や高所作業車などの重機を使用する必要があります。

重機はサイズによって費用が変動しますが、周辺環境や大木の状況で使用するサイズも判断されます。

重機の費用相場は、以下の通りです。

クレーン車50,000円/1日〜
高所作業車60,000円/1日〜
パワーショベル20,000円/1日〜

    ※サイズによって変動します。

場合によっては、重機を使用するためのオペレーターの人件費が別途必要になったり、道路使用許可の申請費用もかかったりします。

重機の使用に関しても業者によって費用が変動するため、複数の業者から見積りをとるのがおすすめです。

伐採後の処分・運搬に必要な大型機械

大木の伐採で出る木々は相当な量になり、全てを自分で処分するのは難しく、処分と運搬も業者に依頼します。

業者によって基本料金に含まれている場合もありますが、別途見積りの場合も少なくありません。

運搬トラックのサイズで費用を見積る場合、軽トラック1台分で約10,000円、2トントラック1台分で約40,000円が相場です。

伐採する大木の本数によって、トラック1台の運搬量・運搬回数・トラックのサイズが異なります。

また場所によって移動距離なども変わり、費用は変動します。

見積るときは、処分・運搬料が基本料金に含まれているのか確認しましょう。

別途見積りの場合は詳細を確かめてください。

木の周囲環境による難易度で

庭木の近くに障害物があったり、住宅街のため建物や電線が多かったりなど、根本から一気に伐採できない場合は費用が高くなります

伐採した木をそのまま下へ落とせない環境では、吊るし切りをする場合があります。

吊るし切りとは、クレーンを使って伐採する部分を引っ張り上げ、少しずつ伐採する方法です。

通常より危険を伴うため費用は高くなりやすいです。

また根本から切り倒すことはできない上に、重機が入れない斜面や狭い場所などの場合は、職人が木に登って上から少しずつ伐採する必要があります。

大変な危険が伴い、高度な技術を必要とするため、対応できる業者は限られています。

見積りでは、伐採したい木の周辺環境を詳しく伝え、最適な業者を探しましょう。

出張費用や駐車場代の有無

出張費やトラックなどの駐車場代を別途見積る場合があり、業者ごとに算定方法も価格も異なります。

自宅に作業車を駐車できない場合、コインパーキングを利用することもあるため、駐車場代の支払いを求められる可能性があります。

予期せぬ出費をできるだけ避けるために、見積りで事前確認するのがおすすめです。

オプション

難易度・危険度に応じて、木の単価に乗じて計算したり、追加人件費がかかるケースがあります。

難易度や危険度が考慮される例

  • 木が高く、高所作業車を使用する場合
  • 周辺環境に配慮して、吊るし切りが必要な場合
  • 根が深く、重機で掘り起こす場合
  • 住宅の基礎に根が絡みついている場合

計算方法は業者によってさまざまです。

上記のほかにも、業者独自のオプションや、割引制度を設けている場合があるため、見積りで確認しましょう。

ゴミの大きさ・量

ゴミ処理費用は、伐採費用に含まれている場合と、含まれていない場合があります。

木々を細断する場合、作業料がかかる場合もあります。

見積りでは、ゴミ処理費用が含まれているか確認しましょう。

業者

ここまで紹介してきた条件をみると、いずれも業者によって、費用の設定基準や金額が違うことが分かります。

伐採したい木の状況を、どのように評価するかが業者によって異なり、また伐採の方法もさまざまです。

場合によっては10万円以上の差が出ることもあるため、少なくとも3社から見積りをとり、比較検討するのが望ましいでしょう。

伐採の費用は、さまざまな条件によって決まります。

自分が伐採したい木の費用相場は、複数の業者で見積って確かめましょう。

大木伐採はプロが安心な3つの理由

知識や技術を持たない素人が大木を伐採すると、大変なリスクを負ってしまう可能性があるため、プロに任せるのが安心です。

業者依頼の費用が高いのには、きちんと理由があります。

伐採をする際には、大変なリスクを伴い、専門的な技術を必要とするからです。

以下にプロに任せるのが安心な3つの理由を解説します。

大ケガを負うリスクがある

大木の伐採を安全におこなうために、伐採の手順や方法など、専門的な知識と技術が必要です。

きちんと手順を踏んで伐採しないと、思わぬ方向へ倒れて大ケガを負ったり、下敷きになったりする可能性があります。

安全におこなう知識と技術を持っているプロに任せるのが安心です。

大木が建物や電線などに倒れた場合、損害賠償を負うリスクがある

大木が建物や電線に隣接している場合、誤って損壊してしまう場合があります。

自分で伐採して物を損壊してしまった場合には、損害賠償の責任を負うことになるでしょう。

賠償金を支払うリスクを負うより、業者に依頼するほうが賢明です。

近隣住民から騒音などの苦情を受けるリスクがある

伐採作業には、どうしても騒音がともないます。

プロであれば、確実かつスピーディーに作業してもらえます。

作業が長引くほど、トラブルになる可能性も高くなるため、業者に依頼するのがより安心です。

伐採に伴うリスクを知ると、知識も技術も持っているプロに任せたほうが安心ですね。

もし伐採したい木が3m未満、かつ幹の太さが20cm未満であれば、自分で伐採することも挑戦が可能でしょう。

以下の記事を参考にしてくださいね。

しかし3m以上の木であれば、自分で伐採するのは大きなリスクが伴います。

トラブルを防ぐためにも、大木の伐採は安心安全なプロに依頼しましょう。

大木伐採の費用を抑える3つのポイント

業者依頼が安心だと分かっても、費用の高さが気になる方は多いと思います。

そこで、少しでも費用を抑える3つのポイントをご紹介します。

伐採した木の買取を依頼する

大木の伐採で出た木々は、以下のような条件が整っていれば、買取をしてもらえる可能性があります。

伐採後の木の状態が良好である見た目の状態が良かったとしても、幹が虫食い状態になっている場合もある
長さが揃っている伐採した木材用に切断する際、バランスよく長さを調整する必要があるため、業者に前もって相談が必要
品種に需要がある需要が高い品種ほど、買い取ってもらえる可能性も高くなります

伐採したい木に上記の条件が整っているかどうかは、プロに確認する必要があります。

伐採後にそのまま買取をしてくれるかどうかも含め、聞いておくと良いでしょう。

可能な範囲のゴミを自分で処分する

伐採したあとに出た木々の処分を自分でおこなうと、費用を少し抑えられます。

自分で処分する場合、お住いの自治体で処分のルールはさまざまです。

たとえば、細かい木や葉などは燃えるゴミ、大きければ粗大ゴミとして回収してもらうなどがあげられます。

処分できる大きさに自治体の基準があれば、伐採した木の枝や葉を小さくカットする必要もあります。

また、大きすぎると受け付けていないところもあるため、事前に問い合わせをしましょう。

ゴミ処理を自分ですれば、費用を抑えることができますが、大木伐採で出るゴミは相当な量になります。

自分で処分作業をするのは大変なので、量によっては業者依頼が良いでしょう。

また、自分で処分する際は、以下の記事も参考にしてください。

複数の業者の見積をとって比較する

大木伐採の費用を少しでも抑え、かつ信頼できる業者を選びたいですよね。

複数の業者で見積りを取ると、より安く対応してくれる業者が見つけやすいです。

依頼内容によりますが、10万円以上の金額差が出る場合があります。

最低でも3社から見積もりを取り、比較・検討しましょう。

業者選びのポイントは以下の通りです。

  • 大木伐採の実績や口コミを確認する
    大木伐採が対応できる業者か、実績があるのか、口コミも含め確認しましょう。
  • 問い合わせ時の対応が好印象である
    無料で相談でき、さらに対応も良ければ信頼できます。
  • 価格が明白である
    見積り書に作業費用の詳細が記載されている業者が安心です。
    見積りの詳細が分からない業者は、後から追加料金をとられるなどのトラブルを招くため、避けた方が良いでしょう。

最初にご紹介した8つの条件も参考に、納得できる業者を探しましょう!

まとめ

大木伐採は、業者に依頼するのが安全です。

伐採の費用はさまざまな条件によって変わり、また依頼する業者によって、費用設定や伐採の作業方法が違います。

金額が大きいからこそ、信頼できる業者にお願いしたいですね。

大木伐採の費用を少しでも抑え、かつ信頼できる業者を選ぶために、複数の業者から見積りを取りましょう。

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