こんにちは。川崎市宮前区で庭木の管理をお手伝いしている御庭番.comです。
10月に入り、爽やかな秋風が心地よい季節になりました。「そろそろ庭の手入れをしたいけれど、今の時期に剪定していいのかしら」「どの木なら切っても大丈夫なの?」そんな疑問をお持ちではありませんか。
実は、10月は庭木にとって重要な時期です。秋は樹木の生長が低下したり休眠に入る時期なので、樹体を傷つけることは好ましくありませんが、一般家庭においては新年を迎えるための準備として剪定を行うことが多くあります。
しかし、すべての庭木が今の時期に剪定できるわけではありません。木の種類によっては、10月の剪定が命取りになることもあるのです。
今回は、川崎市宮前区での豊富な経験を基に、10月に剪定していい木・待つべき木の見分け方と、60歳以上の皆様でも安心して実践できる庭木管理の方法をご紹介します。
はじめに:なぜ剪定時期が重要なのか

剪定時期を間違えると起こる3つのトラブル
庭木の剪定は、ただ伸びた枝を切ればいいというものではありません。庭木を剪定に不向きな時期に切ってしまうと、花芽を切り落としてしまい次の開花時期に花が咲かない、木に強いストレスがかかって枝が枯れる、木の生長しようとする力が暴走し樹形が乱れる、といった問題が起こる可能性があります。 【一覧表】庭木の適切な剪定時期はいつ?自分で剪定するコツ
特に10月は、樹木にとって冬の準備期間に入る大切な時期です。このまま気温が下がっていくと地温も下がり、庭木は冬の準備に入ります。 時期外れでもできる常緑樹の剪定方法この時期の剪定を誤ると、冬を越せずに弱ってしまうこともあるのです。
川崎市宮前区の気候特性を考慮した剪定計画
川崎市宮前区は、地形的特徴から都心部とは異なる微気候を持っています。鷺沼や宮前平、宮崎台などの住宅街では、秋から冬にかけての気温変化が大きく、庭木への影響も考慮が必要です。
10月の宮前区は、日中は暖かくても朝晩は冷え込みます。この寒暖差を考えると、剪定のタイミングは慎重に選ぶ必要があります。
10月に剪定していい木・ダメな木の見分け方
【10月に剪定OK】今すぐ手入れできる庭木
常緑針葉樹(スギ・ヒノキ・マツ・モミの木など)
常緑針葉樹は寒さに耐性があるので、弱剪定は9~11月ごろまでおこなうことが可能です。秋は針葉樹の成長期が終わり、冬の休眠期に向けて落ち着きを見せる頃で、枝葉の成長も緩やかになるため、剪定をしてもダメージを抑えやすいです。
具体的な樹種と剪定ポイント:
- スギ・ヒノキ:樹形を整える軽剪定が可能。混み合った枝を間引く程度にとどめましょう。
- マツ:10月は古葉かき(前年の古い葉を取り除く作業)に適した時期です。不要枝の剪定と気になる徒長枝があればあまり深くない位置での切り戻し剪定を行います。
- モミの木:形状維持のための軽剪定なら問題ありません。
**注意点:**寒さに強いとはいえ、大幅な強剪定は避けましょう。冬を越すための葉を残すことが重要です。
落葉広葉樹(一部の樹種で軽剪定のみ)
落葉樹の軽剪定は、活動期を避けて行う必要があり、3月・6月・9月・10月がこの時期に該当します。
10月に軽剪定が可能な落葉樹:
- ハナミズキ:軽剪定で樹形を整える程度なら可能
- モミジ:葉が色づき始める前の軽い整枝なら実施可能
- アオダモ:不要枝の除去程度にとどめましょう
ただし、これらも本格的な強剪定は12月以降の落葉後まで待つのが賢明です。
常緑広葉樹(花を咲かせない一部の樹種)
シマトネリコの場合、新芽の生長が落ち着く5月中旬~10月中旬にも軽い透かし剪定は可能です。常緑広葉樹は9~10月ごろに夏に伸びた枝葉を軽く透いて樹形を整える程度の弱剪定を行うことができます。
10月に軽剪定可能な常緑広葉樹:
- シマトネリコ:透かし剪定で風通しを良くする程度なら可能
- ソヨゴ:軽い整枝程度
- シラカシ(花を気にしない場合):軽剪定のみ
**重要な注意:**花を咲かせる常緑広葉樹は、10月の剪定を避けてください。
【10月は待つべき】剪定を避けたい庭木

10月~12月に開花する常緑広葉樹
サザンカは、主に冬に開花時期を迎えるツバキ科の植物で、開花の最盛期は10~12月です。サザンカの剪定は、自然樹形を維持するためであれば、3月~4月上旬に1回行えばよいでしょう。夏に伸びた枝が樹形を乱したり密生していたりする場合は、花が咲く少し前の9月に、その枝を切り戻すか透かし剪定を行うようにします。
10月に剪定を避けるべき理由:
- サザンカ:10月から12月にかけて花を咲かせる時期なので、この時期の剪定は花を楽しめなくなります。剪定は花後の3月から4月、または9月がベストです。
- カンツバキ(寒椿):10月から開花が始まるため、剪定は避けます。
- 一部のツバキ品種:秋から冬咲き品種は10月の剪定を避け、花後の3月から4月に剪定します。
9月に開花したキンモクセイ
キンモクセイなどの常緑広葉樹の軽剪定に適したタイミングは8月~10月、強剪定に適したタイミングは3月~6月です。 ただし、キンモクセイは9月から10月に開花するため、10月は花後の時期ですが、来年の花芽を考えると剪定は控えめにしましょう。
**キンモクセイの剪定適期:**花がしっかり終わった後の11月以降、または春の3月から4月がベストです。
春に花を咲かせる樹木全般
10月は多くの春咲き樹木が花芽を形成している時期です。サクラは剪定に弱い樹木なので負担の少ない透かし剪定(軽剪定)にとどめる必要があります。 【早見表】剪定時期がすぐわかる!健康な生育を手助けする基本剪定 | 剪定110番
注意が必要な樹種:
- ウメ:7月から9月に花芽が形成されるため、10月の剪定は花芽を落とすリスクが高い。剪定は花後の2月から3月に。
- サクラ:10月は避け、11月から12月に軽剪定する
- ツツジ:6月から7月に次の花芽をつけ始めているため、10月の剪定は控える。剪定は花後の5月から6月に。
簡単!見分け方のチェックリスト

お庭の木を見ながら、以下の質問に答えてみましょう:
□ 葉は一年中ついていますか?(常緑樹)
→ はい:次の質問へ
→ いいえ:すでに葉が落ち始めているなら軽剪定可能
□ 常緑樹の場合、針のような葉ですか?(針葉樹)
→ はい:軽剪定OK
→ いいえ(広い葉):次の質問へ
□ 今、花が咲いている、または蕾がついていますか?
→ はい:剪定は花後まで待つ
→ いいえ:次の質問へ
□ 秋から冬(10月~2月)に花を咲かせる木ですか?
→ はい:10月は開花時期または開花直前なので待つ
→ いいえ:軽剪定なら可能
□ 春(3月~5月)に花を咲かせる木ですか?
→ はい:花芽がついている可能性があるので待つ
→ いいえ:樹種に応じた軽剪定が可能
業者に依頼する際の料金相場と選び方
川崎市宮前区での剪定料金相場(2025年10月時点)
庭木の剪定を業者に依頼する場合、料金体系は主に2種類あります。
単価制(木の高さによる料金)
単価制の場合、剪定の費用相場は、高さ3m未満は1本に付き2,500円から4,000円、高さ3から5mの木は1本5,000円から9,000円、高さ5m以上の木は13,000円から20,000円が相場料金です。
川崎市宮前区の実際の料金イメージ:
- 低木(高さ2m未満):2,500円~4,000円/本
- 中木(高さ2~3m):3,500円~5,500円/本
- 高木(高さ3~5m):5,000円~9,000円/本
- 大木(高さ5m以上):13,000円~20,000円/本
時間制(作業時間による料金)
職人1名あたり:15,000円~25,000円/日(8時間程度)
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10月の剪定ポイント:安全で効果的な方法
基本の剪定方法
不要枝の見分け方
剪定の基本を思い出して、まず不要枝を剪定しましょう。そして気になる徒長枝があったら、余り深くない位置で切り戻し剪定をしましょう。
不要枝とは:
- 枯れ枝:完全に枯れている枝
- 交差枝:他の枝と交差して成長を妨げている枝
- 内向枝:樹木の内側に向かって伸びている枝
- 徒長枝:上に向かって勢いよく伸びすぎた枝
- 下がり枝:下向きに垂れ下がった枝
正しい切り方の基本
**外芽を残す切り方:**外芽の少し上を切るようにしましょう。内芽を残してしまうと、樹木の内側に枝が集まり絡みやすくなるため、美しい樹形にはなりません。一方、外芽だけを残すように剪定すると、枝同士が絡みにくくなり外側に大きく広がっていくため、ダイナミックな美しい樹形へと成長します。
切る位置:
- 枝の付け根から5mmから10mm上を切る
- 切り口は斜めにして、雨水が溜まらないようにする
- 太い枝(直径3cm以上)を切った場合は、切り口に癒合剤を塗る
必要な道具と準備
基本の剪定道具:
- 剪定ばさみ:直径1.5cmまでの枝用
- 植木ばさみ:細かい枝の整理用
- 剪定のこぎり:太い枝(直径2cm以上)用
- 高枝切りばさみ:高い位置の枝用(ただし60歳以上の方は注意が必要)
- 軍手または作業用手袋
- ゴミ袋
60歳以上の方への安全アドバイス
体力的な負担を減らす工夫
作業時間の分散
一度に長時間作業するのではなく、1回30分から1時間程度に区切って、数日に分けて作業しましょう。特に10月の宮前区は、日中と朝晩の気温差が大きいため、体調管理も重要です。
おすすめの作業時間帯:
- 午前9時から11時(気温が上がり始め、体も動きやすい時間)
- 午後2時から4時(日差しが強すぎず、作業しやすい時間)
高所作業は絶対に避ける
脚立を使った高所での作業は、転落の危険があります。3mを超えるシンボルツリーを自分で剪定するのは、危険を伴うため難しいです。剪定が難しいと感じた場合は、無理をせず専門事業者に剪定を依頼しましょう。
高さ2m以上の枝は、迷わずプロに依頼することをおすすめします。
こんな症状があったら要注意
作業中に以下の症状を感じたら、すぐに休憩しましょう:
- めまいや立ちくらみ
- 息切れや動悸
- 手足のしびれ
- 胸の痛みや圧迫感
- 強い疲労感
無理をせず、体調が優れない日は作業を延期することも大切です。
家族やご近所との連携
一人での作業は避け、できれば家族の方に声をかけてから作業を始めましょう。また、ご近所の方にも「庭木の手入れをします」と一声かけておくと、万が一の時にも安心です。
プロに依頼するメリット

1. 安全性の確保
高所作業や重い枝の処理など、危険を伴う作業はプロに任せることで、ケガのリスクを大幅に減らせます。特に60歳以上の方にとって、脚立からの転落は重大事故につながる可能性があります。
2. 樹木へのダメージを最小限に
経験豊富な職人は、木の状態を見極めながら適切な剪定を行います。プロに任せることで、庭木を傷めることなく、お手入れをしてもらえます。間違った剪定による枯れや病気のリスクを避けられます。
3. ゴミ処理の負担がゼロ
剪定後の枝葉の処理は、意外と重労働です。大量の剪定枝を自治体のゴミ収集に出すには、規定サイズに切り揃える必要があり、時間も体力も使います。
御庭番.comなら、剪定した木・枝・葉を作業後にまとめて持ち帰るので、後片付けの心配は一切ありません。
4. 年間管理プランで計画的なお手入れ
プロに依頼することで、年間を通じた庭木管理のアドバイスも受けられます。「次はいつ、どの木を剪定すればいいのか」といった疑問にも答えてもらえ、計画的なお手入れが可能になります。
5. 時間と体力の節約
ご自身で剪定する場合、道具の準備、作業、片付け、ゴミ処理まで含めると、かなりの時間と体力を使います。プロに依頼すれば、その時間を他のことに使えます。
よくある質問(FAQ)

Q1. 10月に剪定すると、冬越しに影響はありますか?
A. 樹種によって異なります。常緑針葉樹や一部の落葉樹であれば、軽剪定なら問題ありません。ただし、秋から冬に開花する常緑広葉樹(サザンカ、寒椿など)は花の時期なので10月の剪定は避けるべきです。不安な場合は、お庭の木の種類を確認してからプロに相談することをおすすめします。
Q2. 自分で剪定する場合、どこまで切っていいですか?
A. 10月の場合、全体の枝葉量の10~20%程度にとどめるのが安全です。不要枝の剪定と気になる徒長枝があればあまり深くない位置での切り戻し剪定を行い、来年の春頃に樹形と大きさを考えた剪定をしましょう。 大幅な剪定は冬の休眠期まで待つのが賢明です。
Q3. サザンカが咲き始めているのですが、剪定できますか?
A. いいえ、10月はサザンカの開花時期ですので剪定は避けてください。サザンカの剪定適期は、花が終わった後の3月から4月、または花が咲く前の9月です。今の時期に剪定すると、せっかくの花を楽しめなくなってしまいます。
Q4. 見積もりは本当に無料ですか?追加料金は発生しませんか?
A. 御庭番.comでは、見積もりは完全無料です。また、見積もり後の追加料金は一切発生しません。ゴミ処理料金もすべて含まれているため、安心してご依頼いただけます。LINEでの概算見積もりなら、さらに10%OFFクーポンもご利用いただけます。
Q5. 高齢なので、作業中に立ち会えないのですが大丈夫ですか?
A. はい、大丈夫です。作業前にご要望を詳しくお伺いし、作業中は職人が責任を持って対応いたします。作業完了後には立ち会い確認をお願いしておりますが、ご都合が悪い場合は写真での確認も可能です。お気軽にご相談ください。
Q6. 剪定後の木が心配です。アフターフォローはありますか?
A. はい、御庭番.comでは作業後のフォローも大切にしています。剪定後に気になる点があれば、いつでもご相談ください。また、定期的な管理をご希望の場合は、年間管理プランもご用意しております。
まとめ:10月の庭木管理は見極めが大切

10月は、庭木にとって冬支度の始まる重要な時期です。剪定していい木とダメな木を正しく見分けることで、来年の春に美しい庭を迎えることができます。
10月の剪定ポイントのおさらい:
✓ **常緑針葉樹(スギ・ヒノキ・マツなど)**は軽剪定OK
✓ **落葉広葉樹(ハナミズキ・モミジなど)**は軽剪定なら可能
✓ **秋冬咲きの常緑広葉樹(サザンカ・寒椿など)**は開花時期なので待つ
✓ **花を咲かせない常緑広葉樹(シマトネリコなど)**は軽剪定OK
✓ 春咲きの樹木は花芽がついているので剪定を避ける
✓ 不要枝の除去程度にとどめる
✓ 60歳以上の方は高所作業を避け、無理をしない
川崎市宮前区の皆様、これからの季節、お庭の木々も冬支度を始めます。正しい知識と適切なタイミングで、大切な庭木を守っていきましょう。
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